Doshisha Times 夏号 vol.792「聖句」

Doshisha Times 夏号 vol.792「聖句」

いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
どんなことにも感謝しなさい。
これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。
《テサロニケの信徒への手紙1第5章16〜18節》

テサニロケ(現在のテッサロニキ市)はギリシャ北部、エーゲ海のテルメ湾に臨む港街だそうで、ギリシャでは首都アテネに次ぐ2番目に大きな都市なのだそうです。
使徒パウロはユダヤ人で、ユダヤ教のパリサイ派に属し、イエスの信徒を迫害していたが、あるとき突然「なぜ私を迫害するのか」というイエスの声を聞いて、回心し使徒となったと伝えられています。
彼はギリシア語が話せ、ローマ市民権を持っていてローマ帝国内で活動ができたことから、小アジア、ローマでさかんに布教を行いました。
彼のこの布教活動によってイエスの教えをユダヤ人の民族宗教から、普遍的な世界宗教としてのキリスト教に高める役割を果たしました。
その第二次伝道旅行でテサロニケに数週間滞在しましたが、彼を妬む者達によって追い立てられて彼はテサロニケからベレヤという町に移っているそうです。
しかし、その後自分の布教が実りテサロニケに教会が建てられ、キリスト教が根付き始めていることに喜び、テサロニケの信徒たちを激励してするためこの書簡を送ったのだそうです。

この夏はオリンピックの夏でした。
交友の皆様におかれては、オリンピックもパラリンピックも連日のようなメダルラッシュで大いに盛り上がられたのではないでしょうか。
パリパラリンピックは9月8日に盛大な閉会式が行われましたが、この聖句は、Doshisha Times夏号のオリンピアン達への激励だったのかも知れません。

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文責:HP担当 藤原
mailto:info@okinawa.doshisha-alumni.org

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