我らが超小型変形型月面ロボット「SORA-Q」月へ向かう
※画像:藤原作
9月7日、小型月着陸実証機SLIM(スリム)を載せたH2Aロケット47号の打ち上げが成功しました。
そして、SLIMは9月14日に太陽電池、通信、姿勢制御の各システムの動作確認を終了し、現在月へ向かう軌道へ投入する為の準備を行う地球周回運用期間に入っています。
このSLIMには6月に紹介させて頂いた同志社大学医工学部(渡辺公貴教授)が開発した超小型変形型月面ロボット「SORA-Q」が搭載されています。
今後SLIMは約20日間の地球周回運用期間を終えて、自身の推進システムを使い月へと向かい、3〜4か月後に月周回軌道に到達。月を約1ヶ月間周回した後、日本初の月面着陸を試みる予定です。
大注目です。
今後もその成果について速報していきたいと思います。
今回打ち上げられたH2Aロケット47号には、SLIMとともにNASA(米国航空宇宙局)やESA(欧州宇宙機関)等と協力して開発されたX線分光撮像衛星XRISM(クリズム)も搭載されています。
XRISMは星や銀河だけでなく銀河の集団が形作る大規模構造の成り立ちに迫ることが期待されています。
XRISMの成果にも興味津々です。
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文責:HP担当 藤原
mail to:info@okinawa.doshisha-almni.org
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